“臨床美術”について

アイ・アート・クラブでは“臨床美術”を元にした授業を行っています。

臨床美術(クリニカルアート)とは

独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことにより脳が活性化し、認知症の症状が改善されることを目的として開発されました。IMG_1123

臨床美術士が一人ひとりの参加者にそった働きかけをすることで、その人の意欲と潜在能力を引き出していきます。
1996年に医者・美術家・ファミリーケア・アドバイザーがチームとなって実践研究をスタートさせました。医療・美術・福祉の壁を越えたアプローチが特徴で、アートセラピーの先進国にも例を見ない先駆的な取り組みと言えます。

認知症の症状改善を目標として始まりましたが、現在では、

  •  介護予防事業など認知症の予防
  •  発達が気になる子どもへのケア
  •  小学校の授業「総合的な学習の時間」
  •  社会人向けのメンタルヘルスケア

など多方面で取り入れられ、いきいきと人生を送りたいと願うすべての人への希望をもたらしています。

臨床美術と脳の活性化

脳の活性化には、視覚的、直感的な作業や芸術活動が効果的だということも知られています。しかし、ただ絵を描けば脳が活性化するわけではありません。
偉大な美術家の中には「創作する際に普段とはちがうものの見方をする」と言う人がいます。これを脳科学を用いて理論付けたのがBetty Edwards(米)の研究です。
Betty Edwardsは、「ほとんどの人は左脳を使って絵を描いている」「右脳を使って描かせることにより才能とは関係なく、急速に絵が描ける」と説明しています。
臨床美術はこの理論を取り入れ、さらに五感を刺激し、感じる事によって美術表現が可能になることを実践しています。

※『臨床美術』及び『臨床美術士』は、日本における(株)芸術造形研究所の登録商標です。

>>日本臨床美術協会(公式サイト)